サイトアイコン 夫婦初旅記

アンタルヤの旧市街を散歩してみた編

トルコはアンタルヤに滞在中。

泊まっているホテルから、南に歩いて15分ほどのところにアンタルヤの旧市街があります。海に面していて、散歩コースにもちょうどよさそうです。
まだ朝の少し肌寒い時間でしたが、朝食も食べ過ぎたことなので運動がてら出かけることにします。

アッタロス2世の銅像

旧市街の入り口付近に着くと、アッタロス2世の銅像が飾られています。初めて聞く名前ですが、昔々にこの地を治めていた国王。昔というのは紀元前200年前後の話。

旧市街にある昔の建物は、リノベーションしてお土産店やレストラン、バーやホテルなどとして生まれ変わっています。
私たちが来たのはオフシーズン、その上午前中だったので観光客はそこまでいませんでしたが、可愛らしい街並みで、とても平和な雰囲気でした。

お店の人はたまに声をかけてくるくらいで、全くしつこくありません。私のトルコのイメージをガラッと変えてくれました。

おしゃれなカーペット専門店もあります。
そして、結構な上り坂を歩いていくと、見えてきました。

空、山、海!シンプルな景色が気持ちいい。
奥には雪を被った山も見えます。

公園にはこんなオブジェもあります。

少し歩くと、紀元前2世紀に建てられた「フドゥルルック塔」というランドマークタワーがあります。

散歩も一頻り終え、久々にスターバックスのコーヒーが飲みたいということで、やって参りました。店内は程よい混み具合でしたが、1つだけ空いていたテーブルにつきます。

店内の雰囲気は私たちが見慣れたものと同じです。
店員の人も英語をある程度話せ、海外からの観光客の対応にも慣れている様子でした。

ブラックとカフェラテ。スモールサイズで、この日のレートだと合計170円ほどです。
この金額はあり得ないものです。おそらくこれからはトルコリラも上がってくるはずですが、まだまだ不安定な通貨。日に日にレートが変わっています。

この金額に慣れてしまったら、日本のスタバには行けなさそう(笑)。

ゆっくり休んで力もチャージできたので、もう少し散策です。

街中には大きなヤシの木もあり、リゾート地の雰囲気を感じます。

これは「ハドリアヌス門」と言い、第14代ローマ皇帝ハドリアヌスの名前からとられたそうで、130年に建てられました。昔過ぎて想像力に欠けますが、その頃にこんな建物を建てられる知識、技術に脱帽です。

この後、街中にある美味しそうなピデのお店で少し遅めのランチをとることにしました。
その写真はまた別のブログに上げたいと思います!

とにかくアンタルヤは、のんびりとした平和なところです。車のクラクションもそこまで聞かないし、お店の人の押し売りもあまりありません。人はみんな穏やかな様子。360度ぐるりと見渡せば、必ずどこかに猫がいるのは、猫好きにとって癒しです。しかも人懐っこいんです。
海も近いし、日本と重なる景色も意外にちらほら。もしトルコに来ることがあれば、おそらくイスタンブールやカッパドキア、パムッカレなんかは観光地なので最初の選択肢になるかと思いますが、時間に余裕があればアンタルヤも候補に入れてみてもいいかもしれません。

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