サイトアイコン 夫婦初旅記

移動lマニラからドバイへ

今日はセブからマニラ経由でドバイへ飛びます。
朝9:05発の飛行機に乗るため、宿を6時に出発。

セブの街は実質1日半しか見ることは出来ませんでしたが、優しくて穏やかな人の雰囲気を感じられただけでも充分フィリピンを好きになれました。

機会があればまた来てみたい。そう思える街でした。

セブからマニラへはスムーズに移動。

マニラ空港にあるラウンジ3箇所で食事をして、次のフライトへ備えます。

一番種類が豊富なPAGSSラウンジ

マニラからドバイのフライト時間は9時間50分ほど。

久々の長距離フライトは気合いが要ります。
気合い、つまり暇つぶし出来る動画やポッドキャストをダウンロードすること、なんですが。。。

飛行機は順調に飛び、ドバイが近づいて来た頃、機長から耳を疑うアナウンスが流れます。

「ドバイは雷雨の被害に見舞われており、空港に着陸するにはしばし時間がかかる模様。」と。

はて、ドバイで雷雨とな?

聞き間違いと信じ、窓から街を見てみると、道路が冠水しているではありませんか。

後からニュースで知りましたが、今回、75年前に記録を取り始めて最大の豪雨となり、1年間の降水量をたったの12時間で上回ってしまったのです。

私たちの飛行機はしばらく上空で待機していましたが、結局ドバイ空港には着陸出来ないということで、近くのアルマクトゥム空港に急遽着陸することになりました。

機内から

着陸したのは夜の9時過ぎ。

ここから、誰もどうなるかわからないまま時間が過ぎていきます。
スタッフは無料で夜ご飯を手配してくれたり、笑顔でサポートしてくれます。
一生懸命対応してくれたスタッフのみなさんに本当に感謝です。

結局、飛行機から出ることができたのは7時間後の朝4時。

空港へのシャトルバス

みんなクタクタの様子。しかし、安心できるのはまだまだ先です。

入国審査はかなりスムーズに終わり、荷物の受け取りに待っていると、スタッフらしき人がふわーっと現れて何かを言っています。

どうやら我々の預け荷物はここから出てこないようです。。。

受け取りは、ドバイ空港とのこと。

受け取れる時間は、今日の午前10時以降。

冷静になれば分かるのですが、私たちが乗ってきた飛行機はあくまでドバイ空港行き。
このアルマクトゥム空港には空港使用税を払っていないし、ここに荷物を入れることが出来ないのです。

と言うわけで、今からドバイ空港へ向かいます。
スムーズに行けば約2時間ほどですが、、、

最寄りのメトロへ向かうバスも、いつ来るか分からないままかなりの人が待っていて、いつ乗れるか分からない状況。

人の数が落ち着いてから乗ろうと言うことで、空港で仮眠。8時ごろになり、まだ人は多いものの混雑のピークは過ぎていそうなのでそろそろバス乗り場へ。

それでもかなり混んでいて座ることはできませんでしたが、なんとか乗り込むことができました。

バスの窓から見える景色に正直焦っているのは私だけではありませんでした。

水に浸かったままの車やバスが何台も道路に残っている中、バスはなんとかメトロの駅へ到着。

ここからメトロで1時間ほどでドバイ空港には辿り着くはず。

焦る気持ちを抑えながら、ドバイ空港へ行けるかスタッフに確認してみると、今は4駅先までしか行けないとのこと。いつ電車が復活するかも分からない状況。

そんな。。。

仕方がないので、配車アプリウーバーを頼んでみます。
すると、最初はつかまったものの、すぐに運転手から「道路が封鎖されていて空港まで行けません。」と言われます。

そんなそんな。。。

結局、空港まで行ける手段が一つもありません。

時刻は10時を回っていて、今頃私たちの預け荷物はドバイ空港に到着しているはず。。。

いや、待てよ。こんな状況で本当に着いているのか?
預け荷物にGPSのエアタグを入れていたので、スマホで位置を確認してみると、やっぱり荷物はまだドバイ空港なんかには届いていませんでした。

空港はもちろん、予約していた宿があるエリアにも行くことができないので、とりあえずこの周辺で安宿をとって休むことにしました。

ちなみに私たちが立ち往生していた場所は、2021年に万博が行われた場所。

ちょっと気分転換、、、というか現実逃避で立ち寄ってみることにしました(笑)。

懐かしい。当時は多くの人で賑わっていましたが、今日は洪水の影響で誰も来ることができていないようです。

さて、暑いので長居もできません。宿にチェックインしにいきます。

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