〈このページではヒンディー文字のहの読み方をまとめています〉
【デーヴァナーガリー文字を読めるようになろう!シリーズ】
①〜母音編〜
②〜子音編〜
③〜母音記号編〜
④〜子音連結編1〜
⑤〜子音連結編2〜
⑥〜数字編〜
⑦インドの地名を読んでみよう!
⑧〜滞在母音編〜
-実践編-
(このページは、①〜⑤までを理解していることを前提としています。)
②〜子音編〜でも登場した子音字 ह は、基本的に日本語のハ行と捉えると大丈夫ですが、単語のどこに置くかで読み方が微妙に違うようです。下の表で見てみましょう。
-ह (語末) | ほぼ発音しない | ग्यारह [gyaarah(ギャーラ)] | 11 |
○ह- | ○に含まれる母音aは「エ」と発音し,हも「エ」と発音 | कहना [kehenaa(ケヘナー)] | 言う |
एह / ेह- | एは短く「エ」と発音 | एहसास [ehsaas(エヘサース)] चेहरा [chehraa(チェヘラー)] | 知覚 顔 |
ओह- / ोह- | ओは短く「オ」と発音 | ओहदा [ohdaa(オフダー)] मोहर [mohar(モハル)] | 地位 スタンプ |
-हु- | 短く「ホ」と発音 | बहुत [bahot(バホット)] पहुँचना [pahonchnaa(パホンチナー)] | とても 着く |
・点線の丸には子音字が入り、ए またはओの母音記号が付く
表の2つ目の、कहना は「カフナー」と読んでしまいそうですが、「○に含まれる母音aは「エ」と発音し、हも「エ」と発音」と言うルールがあるので、「ケヘナー」となります。
上のルールはインドの首都デリーで読まれている発音です。とはいえ、インドの土地も人口も、日本の約10倍。日本にも方言があるように、インドも訪れる土地によって読み方のクセや方言があるはず。(そもそも言語が20以上存在している時点で規模の大きさが伺えます)
現地の人と交流をする際は、それも楽しめるといいですね!