〈このページは、デーヴァナーガリー文字の母音、子音、子音連結の知識を必要とします〉
気になる方は下記の「デーヴァナーガリー文字を読めるようになろうシリーズ」を覗いてみて下さい♪
デーヴァナーガリー文字を読めるようになろう!①〜母音編〜
デーヴァナーガリー文字を読めるようになろう!②〜子音編〜
デーヴァナーガリー文字を読めるようになろう!③〜母音記号編〜
デーヴァナーガリー文字を読めるようになろう!④〜子音連結編1〜
デーヴァナーガリー文字を読めるようになろう!⑤〜子音連結編2〜
デーヴァナーガリー文字を読めるようになろう!⑥〜数字編〜
デーヴァナーガリー文字を読めるようになろう!⑦インドの地名を読んでみよう!
デーヴァナーガリー文字を読んでみよう!-実践編-
“子音字に母音記号が付いていない場合は’a’の音が含まれている”と言いました。
例えば、म はma(マ)と読み、सはsa(サ)と読む。
しかし単語を読むルールとして、’a’を読まない、つまりमをm(ム)と読むというものがあるのです。
(やっぱりどの言語にも壁はあるぜ。。。)
実際、この滞在母音に関しては中級学習者以上が取り組む項目みたいです。なので、がっつりは掘り下げずサラッと見てみたいと思います。サラッと。
1.語頭の子音字は必ず潜在母音’a’を読む
分かりやすい!
これは、1文字の単語にもこの原則は適用されます。
◉ न ナ na (~ではない)
単語の最初の文字が子音連結をしていても同様、(子音連結を受けた)次の子音字の潜在母音が必ず読まれる。
◉ स्वर スワール/スヴァール swar/svar (母音)
2.語末の子音字(母音記号・鼻子音記号なし)は必ず潜在母音を省略
◉ आम アーム ām マンゴー
◉ प्याज़ ピャーズ pyāz タマネギ
語末が結合文字であってもこのルールは適用!
◉ बुद्ध ブッド buddh 仏陀
3A.母音記号・鼻子音記号が無い子音字の直後に、結合文字ではない子音字が来て、しかも母音記号・鼻子音記号が付いている場合、前の子音字の潜在母音は省略される
◉ कमरा カムラー kamrā 部屋
◉ आसमान アースマーン āsmān 空
母音記号・鼻子音記号が無い子音字の直後の文字が結合文字になっている場合、この原則は適用されない。
◉ जगन्नाथ ジャガンナート jagannāth ジャガンナート神
つまり、गを”g”ではなく、”ga”と読む。
3B.4文字以上の単語で、語頭から数えて2文字目と3文字目に母音記号・鼻子音記号が無い子音字が来る場合、2文字目の子音字の潜在母音は省略され、3文字目の潜在母音は読まれる
◉ थरमस タルマス tharmas 水筒
次は、インドで買った子供用の単語絵本を使って、ヒンディー語の単語を見てみたいと思います!