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トルコ語|過去形[肯定文]

〈このページでは過去形の肯定文を取り扱います〉

動詞の「中立形」「進行形」がまだの方はそちらを先にご覧ください。

「トルコに行った」「ケバブを食べた」「チャイを飲んだ」など、旅の日記をつけたり、現地の人に「今日なにしたの?」と聞かれて答えたりするときに絶対に欠かせない動詞の過去形です。

さて、今回の過去形ですが、最初にお馴染みのビッグな朗報をお伝えします。

中立形のときのような「1音節か?2音節以上か?不規則動詞か?」というややこしいルート分岐は一切ありません!

すべての動詞が同じ1つの方程式で作れます。

ただし、トルコ語の過去形には「音が濁ったり硬くなったりする」という、ちょっとした音のパズル(2択×4択)があります。ここだけゲーム感覚でクリアしちゃいましょう♪

動詞〜過去形・肯定文〜

基本のルールは、動詞の語幹に、過去を表す魔法のパーツ「d+母音」をくっつけるのがスタートです。

方程式

語幹+過去のパーツ[ di / dı / du / dü ]+過去用の人称接尾辞 (※語幹の最後が無声音なら[ ti / tı / tu / tü ]に変身)

まずは、過去を表すパーツの選び方から見ていきましょう。

ステップ1:d か t か?(2択)

語幹の最後の文字が無声音[f, s, t, k, ç, ş, h, p]で終わっているときだけ、音がつられて硬くなり t に化けます。
それ以外はすべて d

ステップ2:どの母音にするか?(4択)

語幹の最後の母音を見て、お馴染みの「4つの母音グループ」で決定します。

過去形専用の人称接尾辞表

過去形の後ろに付く人称接尾辞は、今まで使ってきたもの(-imや-umなど)と比べて、ものすごく短くてシンプル

直前の過去パーツ(di/dı/du/dü)の母音に引っ張られるので、4つの母音ルールに合わせて綺麗に変化します。

主語人称接尾辞実際のセット(diの場合)
ben-m-dim
biz-k-dik
sen-n-din
siz-niz / -nız / -nuz / -nüz-diniz
o×(何もつけない)-di
onlar-ler / -lar-diler

ここがポイント!

音が「d」のままのノーマルパターンと、「t」に化ける硬いパターンの2つを見てみましょう。

例①:マイルドな「d」のパターン

動詞:gelmek[来る] ➔ 語幹は gel

「私は来ました」と言いたい場合、

gel(語幹)+ di(過去)+ m(ben用)geldim

→ Ben geldim.:私は来ました(ただいま!の定番フレーズ)

主語活用形意味
bengeldim私は来た
bizgeldik私たちは来た
sengeldinあなたは来た
sizgeldinizあなた達は来た
(いらっしゃいませ:Hoş geldiniz!)
ogeldi彼/彼女は来た
onlargeldiler彼らは来た

例②:硬い「t」のパターン

動詞:gitmek[行く] ➔ 語幹は git

「私たちは行きました」と言いたい場合、

git(語幹)+ ti(過去)+ k(biz用)gittik

→ Biz gittik.:私たちは行きました。

主語活用形意味
bengittim私は行った
bizgittik私たちは行った
sengittinあなたは行った
sizgittinizあなた達は行った
ogitti彼/彼女は行った(行っちゃった、終わった)
onlargittiler彼らは行った

★進行形のときは gidiyor と濁音化していた gitmek ですが、過去形では後ろに「t」がガツンとぶつかるので、そのまま gittim と力強い音になります!


動詞の過去形・肯定文のまとめは以上です!

「語幹の後ろに di / dı / du / dü (無声音の後なら ti / tı / tu / tü)をつけて、過去用の短い人称接尾辞をくっ付ける!」

主語が「私(-m)」「私たち(-k)」のときのお尻の軽さに慣れてしまうと、進行形よりもリズミカルでとっても言いやすく感じられますよ。

今日の終わりに、「これをした(〜dim)」と3つつぶやくだけでも、過去形は一気に味方になってくれます。

次回は、この流れのまま「〜しなかった」を表現する、これまた超スッキリした過去形の「否定文」をまとめていきましょう♪

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