世界遺産|青の都サマルカンド

・世界遺産/World Heritage Site

サマルカンド駅からタクシーで15分くらい進むと、中心地街に到着。

そこに現れたのは、とてつもない存在感のレギスタン広場

レギスタン広場

鮮やかなタイルで作られた巨大な建物と、雲一つない澄み切った空が

あぁ、ここは日本じゃなくて、異国なんだ。。。」

と思わせてくれます。

国内外からたっくさんの観光客が来ていて、サマルカンドに更なる活気を与えます。

ちなみに”レギスタン”とはペルシャ語で「砂の場所」。


そしてこの三つの建物ですが、実は建てられた年が全く違うんです。


・左の建物[ウルグ・ベク・マドラサ]は1420年完成


・中央の建物[ティラカリ・マドラサ]は1660年完成


・右の建物[シェルドル・マドラサ]は1636年完成

中央の建物が一番新しいんですね!


そして、その中央の建物「ティラカリ・マドラサ」の中はこんな感じ。

エデンの園?みたいで、ここには平和しか存在していない、そんな感じでした。

(一部工事中なのがちょっと残念)

ちなみに”マドラサ”とは、イスラム教の神学校という意味。

お土産やさんもいっぱい入っています。
(元々は教室として使用していて、今はお土産やさんなどとして使用しているスタイルも多いみたい)

ウズベクおじさんがお出迎え

中に入るには、かがまないといけません!

そして、これが圧巻の装飾!!

ティラカリ・マドラサの中

建設時に5kgの金を使用したそうです。

ティラカリ・マドラサの壁と天井

これ、壁から天井にかけての写真ですが、天井はドーム型のようにくぼんでいるように見えませんか?

でも実は、遠近法を使用してくぼんでいるように見せてるそうなんです!
だから本当は真っ平らな天井
こんなに金を施した上に、目の錯覚まで利用するとは、、、

Seeing is believing. 百聞は一見にしかず。
ぜひ訪れてみてほしい場所です!

これは「タシュケントロード」↓(場所はサマルカンドにあります。ややこしい)

Tashkent Road

レギスタン広場から、ビビハニム・モスクあたりまでを往復するシャトルバスが走っていて、数分おきに来ます。
(シャトルバスと言っても、遊園地内を走っているような窓もドアもないようなタイプ)

※ただ、並ぶことの知らない方たちが多くいらっしゃるので、なかなか乗れません。
乗り場があってないです。
バスが来たかと思えば、どこからともなくワァって人が集まって来て、気づいたら満席になって、出発しています。それの繰り返し。日本の常識は通用しません。恐るべし。

まぁ、なかなか平和な通りなので、歩くのもいいと思います!
お土産やさんやバザール、レストランもあって楽しいです。


このタシュケントロードで食べたビビハニム・チャイハナ(食堂)も載せています!
この通りにあるショブ・バザールで見かけた置物はこちら!

レギスタン広場

そして、ここが中央アジアを最高に感じられる場所シャーヒ・ズィンダ廟群

シャーヒ・ズィンダ廟群

手前のおばあちゃんのスザニ姿がまたいい味を出してます。


壁の模様を近くで見てみるとこんな感じ!

とっても細くて、すごいとしか言いようがありません。

シャーヒ・ズィンダ廟群の場所はこちら↓

ここは、有名な観光地の一つということもあって、海外からの観光客たちに英語を使って話したいという学生さんたちが、積極的に話しかけて来てくれます。ウズベキスタンのことも色々教えてくれたりします。しかもお金を目的としていなくて、本当に純粋に話したいから!なんだか、心が満たされます。

また、見知らぬウズベキスタン人たちから、「写真いい?」と言われ、(本当はロシア語かウズベク語なので、ジェスチャーから推測)写真を撮ってほしいのかと思い「いいよ」と答えて撮ってあげようとすると、撮って欲しいんじゃなくて、一緒に写ってほしいとのこと!
最初はびっくりしましたが、「日本人が珍しい」という国や地域ではよくある話みたいですね。
特にサマルカンドでは若者や家族連れの人など、何組にも声をかけられて、なんだか有名人になった気分になります(笑)

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